日本馬2頭が前哨戦のレースを快勝!キズナ、オルフェーヴル

選勝|海外競馬ニュース

 

月曜日の未明に、凱旋門賞への重要なステップレースがフランスのロンシャン競馬場で行われました。

 

なぜ重要かというと、本番の凱旋門賞と同じコース、同じ距離で行われるレースだからです。

 

日本から凱旋門賞へ挑戦を発表している昨年の2着馬のオルフェーヴルと今年のダービー馬のキズナがそれぞれ違うレースに出走しました。

 

 

キズナが挑戦したニエル賞

 

キズナは海外のホースマンの中でも、どのような馬なのか分からないのが現状でした。
このニエル賞は非常に豪華なメンバーで、今年のヨーロッパの3歳馬の中心が集まったといっても過言ではありません。

 

イギリスダービー馬のルーラーオブザワールドとフリントシャーが特に注目を集めていました。

 

キズナはいつも通りの後方からの競馬を選択しました。
そして最後の直線では、持ったままで残り300mぐらいまで追い出しを我慢します。

 

満を持して外から追い上げ、最後に猛追してきたルーラーオブザワールドをハナ差抑えて見事に勝利を飾りました。

 

しかし、このレースだけをみると間違いなく一番強い競馬をしたのは、ルーラーオブザワールドだったのです。

 

ルーラーは、直線で前が壁になり外に進路を変更したら、内が空き仕方なくそちらに再度進路を変更して最後はハナ差までに迫っています。

 

ゴールの時点では差されたかと思っていたぐらいですから、
不利を考えるとルーラーが上だと思われます。

 

 

しかし、キズナは初の海外遠征とヨーロッパの芝を初体験したことを考えれば次回はさらによくなることが考えられます。
またレース後の佐々木調教師の話によると、デキはよくて7割程度だったと言っているのを真に受けるのなら、100%に仕上げればさらに弾けてくれるのでは?と思えます。

 

しかし、直線での手ごたえと最後の馬の着差は日本での競馬との差を感じますね。
あの手ごたえだと日本では突き抜けて勝利をするパターンあるいは、2〜3馬身は離して勝つパターンに思えます。

 

しかし、海外の馬は追い出しは早くても、最後までしっかり伸びきります。
これは騎手の差ではなく、馬の作りの問題かと思います。

 

ズブくスタミナパワー型の欧州馬と、スピードとキレ型の日本馬の違いって感じですね。
これはキズナだけではなく、ディープインパクトや他の日本馬にも言えることだと思います。

 

 

オルフェーヴルのフォア賞

 

このレースはまさに圧巻の競馬になりました。

 

騎手は今年もスミヨンでの挑戦になりました。
スタートも良く、今回は3番手を追走の形になりました。
日本からの帯同馬が、逃げる楽なペースではありましたが、イレ込むこともなく、落ち着いて直線を向かえます。

 

直線では、残り300mで少し押す程度で、一気に後続馬を突き放します。
その後は手綱を緩め、スミヨンが後ろを振り返る余裕を見せるほどで、後続に十分なリードを奪ってゴールをしました。

 

このレースを観たブックメーカー達はこぞって一番人気に格上げしたほどでした。

 

オルフェーヴルは、洋芝をものともしない力強い走りをしてくれます。
これまでの馬とは違い本当に勝利が可能になるかもしれない馬でもあります。

 

速いタイムの決着にも対応可能ですし、まさにどんな競馬になっても問題なさそうです。一番人気になると他の馬達のマークも非常に厳しくなり、直線では抜け出せないようになることも予想されます。

 

まさにポジションが非常に大事になり、スミヨンの腕にかかってきます。
気性の問題が唯一の心配材料になりそうですが、かなり期待できると思います。

 

日本馬の二頭が前哨戦を勝利を収める最高の形で本番を迎えることになり、かなり楽しみな凱旋門賞になりそうです。

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